【終活】預貯金・クレジットカードの整理で家族の手間やトラブルの軽減を

おはようございます。

ちょっとした満足感に浸っているミミです。

なぜなら、以前 【終活】アカウントのアナログ管理について で制作した「パスワード管理カード」が出来上がったから。






たっぷり100枚あります。

すでにこれでほぼ満足しちゃっていますが、書き込むことが一番の目的なので(当たり前)ちまちま書き溜めていこうかと思います。

アカウントのアナログ管理はひとまずこれで良しとして、今回は大事なお金の管理について考えたいと思います。

 

今日のマナビ

故人の預貯金・クレジットカードはどうなる?

 

あなたに、まったく放置している預金通帳やクレジットカード類はありませんか?

そのまま放置しておいて大丈夫なのでしょうか。

故人の銀行口座やクレジットカードはどうなるのでしょう?

 

銀行口座の場合

故人の銀行口座は凍結されます

亡くなった人の銀行口座の預金は遺産という扱いになり、銀行の方で一旦、凍結されます。

凍結されたら、相続の手続きが完了するまで入出金はできなくなります。

もしその口座で公共料金など自動引き落としをしてたり、どうしても引き出さなくてはいけない状況なら、遺族の方は早めに銀行に相談に行く必要があります。

口座相続手続きには手間と時間がかかります

凍結された口座の相続をするには、まず遺産分割協議で相続する財産の内容や分割が決まってから、相続人が以下の書類を用意して銀行に手続きの依頼を行います。

  • 故人の戸籍謄本
  • 相続人の戸籍謄本
  • 相続人の印鑑証明書
  • 相続人の実印・銀行印
  • 遺産分割協議書
  • 預金通帳・証書 等

※状況によって多少異なります

書類を提出して、その場ですぐに受理されるわけではありません。

銀行のチェックを受けて、不備がなければ手続き完了まで1〜2週間ほど、他にも保有商品などがあれば1ヶ月以上はかかります。

そして、持っている銀行口座分、手続きをしなくてはいけません。

ちなみに、面倒だからと言って後回しにすると、この口座の預金は10年で時効消滅してしまいますので注意してください。※各金融機関の判断で異なる場合もあります。

 

クレジットカードの場合

故人のクレジットカードは解約

故人のクレジットカードは本人以外は使用できませんので、解約をしましょう。

カード裏面に書かれているカード会社に電話をして、本人が亡くなった事と解約したい旨を伝えます。

その時、カード会社から以下の事を聞かれますのでご準備を。

  • 本人の住所、氏名、生年月日
  • 死亡した日時
  • クレジットカードの番号、セキュリティコード
  • クレジットカードの期限
  • 故人との関係

その後、申請書類が送られてくるので必要事項を記入した書類とハサミで切断したクレジットカードを同封して郵送したら、解約手続き完了となります。

注意!債務は相続されます

クレジットカードを解約しても、支払いが残っていればカード会社から相続人に対して返済を求められます。

もし多額の債務があった場合、本人死亡から3ヶ月以内に「相続放棄」をしなければ、相続人が返済をすることになるので、残債の確認はしっかりしておきましょうね。。




問題は誰も知らない口座やクレジットカード

以上でお伝えしたのは、銀行口座もクレジットカードも遺族の方が把握している場合です。

把握していても何かと手間のかかる作業です。

これが、故人以外誰も知らない不明の口座があった場合、さらなる手間と労力が家族の方に課さられることに。

そして、もしその口座で引き落としをしていたクレジットカードが不正に使われたら…

このようなトラブルを防ぐために、今できることはやっておきましょう。

 

不必要なものはすっぱり解約

まず自分の持っている通帳、カード類をすべて集めて、必要・必要でないものの振り分けをします。

数千円〜数万円しか入っていない口座、無駄に年会費を払っているカードなどがあるのでは。

必要のないものは思い切って解約をしましょう。

この作業は、ご自身の資産の把握することにもなり、資産管理について考えることができる良い機会にもなりますよ。

 

大切なのは、一覧表を作ること

自分の資産がすっきり見透しよくなったところで、口座とクレジットカード類の情報はすべて一覧表にしておきましょう。

この作業が大切です。

あなたが亡くなったあと、この資産の一覧表があるだけで、残された家族の負担はかなり軽減され、回避できるトラブルもあります。

資産の一覧表は一度作ってしまえば、後は変更などがあった場合のみ書き加えるだけなので、そんなに手間はかかりません。

市販されているエンディングノートに書き込んだり、ご自分で1冊ノートをご用意されても良いかと思います。

家族のためにも、ご自身の資産管理のためにも、ぜひ作ってみてください。

 

私はまた自作で…

自作アカウント管理カードに味をしめて、この一覧表も作ってみました。

A5サイズなのでA4に2面付けして使おうかと思っています♪ 管理カードはまだ書き込み途中ですけどね、、

この際、エンディングノートも全て自分で作ろうかと思っている今日この頃。

 

まとめ

預貯金・クレジットカードの整理は自分のためというより、残された家族のためです。

一度、時間を取って、ご自分の資産と向き合ってみてはどうでしょう?

 

 

今日も良い1日を。