おはようございます。
冬季オリンピック、盛り上がっていますね〜。選手の方たちの試合に向かっていく姿は本当に感動します。
他に冬のスポーツといえば、フルマラソン。東京、名古屋などこれから大きな大会が行われますね!
私は過去2回『名古屋ウィメンズマラソン』に出場しました。
タイムは1回目4時間32分、2回目4時間12分とまずまずの記録ではと思いますが(早朝ジョギング効果?)、なにぶん2回しか出場していないため、立派な初心者枠の一人です。
初心者の私ですが、フルマラソンを経験して分かったこと…それはメンタル面がいかに重要だということ。
今日のマナビ
Contents
フルマラソン完走のため、心が折れない対策を!
フルマラソン42.195km、長いですよね〜。
一般の方で3〜7時間をかけて走るわけですが、そんな長い時間、一人で黙々と走っていればいろんな葛藤が出てきます。
その葛藤、もしくは心が折れそうになる状況とその対策をまとめてみました。
寒空の下での待ち時間、体がガチガチになる前に!
冬のスポーツ、マラソン。冬は大気が寒さで凝縮され、酸素濃度が高いので有酸素運動のマラソンには適した季節です。そして少しでも早く走るため、なるべく軽装で臨みます。
しかし、2月、3月はいくら晴天でも朝はかなり寒いです。
そんな中、薄着でスタート前の大会の開会式のセレモニーが終わるのを待つ時間は、ひたすら寒さとの戦い。冷え性の私には拷問に近く、このスタート前ですっかり心が折れてしまいました。
対策①:ゴミ袋でも雨がっぱでも良い、とにかく着込もう!
見てくれを気にしている場合じゃないので、とにかく着込みましょう。ただし、途中で捨てられるもの、ゼッケンが見えるように透明なものを選んでくださいね。
対策②:準備運動を丁寧に、一生懸命やろう!
寒いと体がガチガチに固まって血行が悪くなり、私はレース後半、肩がかなり凝ってしまっていました。なので準備体操で体を充分ほぐして血行をよくしておきましょう。意識して丁寧に、一生懸命やってください。あと、待ち時間にぶらぶらとその辺りを歩くのも気分転換になりますよ。
トイレは余裕のあるうちに
これは気にしてはいるつもりでも、当日になるとバタバタしてしまって後回しにしてしまい、後から必ずや後悔します。
私はスタート前に行っておこうと早めに並んでいたつもりでしたが、順番が回ってきたのはスタート間際!そんな、落ち着いてできない!…という苦い経験をしました。
走っている途中でのトイレタイムはさらに悲惨な状態が多いと聞きます。簡易トイレなので足元が不安定、汗で脱ぎ着が困難、混みすぎなど。
対策:会場に着いたらまずトイレにGO!できればスタート前に2、3回行けば安心
着替えや写真撮影、友達とのおしゃべりはこの際後回しにして、まずはトイレを優先しましょう。
私はスタート前、途中のコンビニ(ここも激混みでしたが)、会場内、スタート前の3回行きました。それでレース中は一度もトイレに行かずにすみました。
レース中のトイレは集中力が途切れるので、私はなるべく行かないように決めていますが、天候や体調にもよるのでそこは自分の体と相談ですね。
トイレに行かないがために水分補給を怠ることだけは止めましょう。レース中、水分補給をしても汗で流れてしまうので、むしろ積極的に補給してください。
30kmの壁は高い、ネガティブモードとの戦い
フルマラソンの30kmの壁とよく言いますが、これ本当にそうなんですよね。30kmを超えた辺りから突然のペースダウン。
最初に飛ばしすぎないよう、ペースを調整して走る事が大事だと言われています。
…が、初心者がペースを調整して走ることはなかなか難しい。フルマラソンの経験がないと、いつ走れなくなるか分からないので走れるうちに走っておこう!と思ってしまうのです。
そしてやってくる30kmの壁…
肉体的にもきついのですが、特にきついのは精神的疲労からくるネガティブモード。もう走れない、苦しい、ここで止まったら走り出せない、やっぱり限界。。このようなネガティブ思考を何とかして追い払いましょう。
対策①:数字は見ない、考えない、計算しない
道路脇にある距離表示の看板の「30km」を見た途端、頭の中でやたらと計算が始まるのです。
あと12km…、もう1kmは走ったよね…、残り11km…、11kmって朝ジョグしている倍の距離…まだそんなにあるの?
と、ゴールしたい一心で残りの距離を確認したくなってしまいますが、これがいけません。気力、体力が限界に近いときに「さあ!残り◯km、頑張ろう!」ではなく「まだ◯kmも!走れるだろうか…」という不安の方が膨らんでしまう。
なのでこの際、数字のことは一切頭の中から追い払って、自分への不信感を少しでも軽くしましょう。
対策②:音楽に没頭する
競技選手でなければ、イヤホンで音楽を聴いて走ってもOKです。
レース前にご自身のテンションの上がる音楽をチョイスしておきましょう。走っている途中に曲順を変えたりするのは、それだけで体力が消耗してしまうので事前準備はお忘れなく。
あと、ボリュームが外に漏れないように気を配りましょうね。
対策③:リタイアした時の言い訳を考える
本当にもう限界!と思ったら、リタイアした時、周りにどう言い訳をするかをいくつか考えてみてください。
ちょっと小ネタをはさんだりして、周りが納得するような言い訳をあれやこれやと考えていると、あら不思議、もうラスト2kmになっている!
…実際私はこれで35km以降を乗り切りました。辛い時は敢えてネタにしてみよう、という私の生み出した苦痛回避の技(?)です。
対策④:ラスト2kmは沿道の方々の応援が後押ししてくれる
見ず知らずの方々が声を上げて「あと少し!」「がんばれ!」と応援していただくことで、自分の気持ちが前に向かい、ゴールまで走り続ける後押しをしてもらえます。これは本当に感謝しかありません。
沿道の応援の方々にも力を貸してもらいましょう。
最後に
フルマラソン、長く辛くても走り終わった後のあの爽快感を味わうと、もう一度参加したくなります。
参加される方がそんな気持ちになれることを願っています。
まずは無理せず、がんばってください!
あ、ちなみに私はフルマラソン抽選の落選組でした…
今日も良い1日を。
๑•ω•́ฅ✧